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娘と久しぶりのお弁当

「支援教室でお弁当食べてみようかなぁ。」
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昨年、不登校になってから外で食事が取りにくくなっていた娘が、突然そう言い出した。
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すぐに気持ちが悪くなったり、吐くのを怖がって、パニックになっていた娘だったので、驚く気持ちと、嬉しい気持ち、心配な気持ち。
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いくつもの色々な感情が次々と湧いては、マーブル模様のように入り混じっていった。
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「落ち着いてきてたのにこれで吐いたら、またパニックが始まるかも…せっかく行けるようになった、支援教室にも行けなくなったらどうしよう…」
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という不安は多少あったものの、夫とも話し合って娘の中に自然と湧いたその気持ちを応援することにした。
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お弁当のリクエストを聞いたら、
「パスタ弁当」がいいそうだ。
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美味しく食べられますように。と祈り…いや、(ほんま頼むでマジで、頼むで。と、)念という名の圧を込めて作ったように思う。
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無事、完食し、「気持ち悪くならなかった。おいしかった。またお弁当持って行く!」と、明るく笑う娘を見て、ほっ…と肩の力が抜けた。
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どこに向かえばいいのか分からない、濃霧のような日々の中、少しずつ少しずつ…娘の変化が目に見えてきたように思うここ最近。
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期待するわけでも、放棄するわけでもなく。ましてや焦ることはせずに。手探りで一歩一歩踏み絞めながら道を作っていこう。
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