自分を知るとはどういうこと?| 自分を知ることで自分に優しくする方法が分かる 

こんにちは。日々、自分と向き合うことを続けている綿子(@iro.and)です。

自分を知ることが大切。

と、様々な分野で言われますが、曖昧で分かりにくいもの。そこで今回は、

  • 本来の自分を知るってなに?
  • 自分の何を知ればいいの?
  • どんな風に知ればいいの?

そんな、自分を知ることについて私なりの経験や考えをまとめてみました。

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本来の自分を知るとは

自分自身に関心を持ってあらゆる角度から自分を見てあげること。だと私は考えています。

わたし達は外見や自分の周りで起こる出来事ばかりに関心が向き、なかなか自分自身の内側に関心を持ちません。

ですが、関心を持って自分を見ていくと、頭の中で〝これが自分〟と考えている自分ではない〝本来の自分〟が存在することに気が付きます

そんな〝本来の自分〟をあらゆる角度から見つけて、知って、1つ1つ認めていくことがとても大切なんじゃないかなぁと私は考えています。

自分を知ることが大切な理由

わたし達は自分のことを、よく知りません。頭の中で「これが自分だ」と考えている自分と、本来の自分にはズレがあります

このズレは、自然体ではない、ありのままではない状態なので、モヤモヤとした違和感を感じさせます。

そしてそのズレが大きくなればなるほどに苦しさや辛さ、生きづらさを感じるようになってきます

本来の自分を知ることは、そのズレを修正し自然体でありのままの自分で生きることに繋がります。

自分を知るために何を見ればいいのか?

それは自分の全てです。と、言っても難しので、大きく3つに分けて説明しますね。

  1. 心と気持ち
  2. 思考
  3. 性質

心と気持ち

どんな感情が湧いていて何を感じているのか。

そんな心と気持ちを知ることは自分の本心や本音、「本当はどうしたくて、どうしたくないのか」といった自分の本当の望みを知ることに繋がります。これを知らないと、

  • 自分が何を望んでいるのか分からない
  • 本当は何が嫌なのか分からない
  • 何が自分にとっての幸せなのか分からない

といった自分のことが分からない状態になり、虚しさや無気力感を感じやすくなります

自分の望みを知ることで、選ぶものが分かったり、望みを叶えてあげることができます。

思考

自分が日々何を考えているか。

そんな自分の思考を知ることは自分が現実をどう捉え解釈しているか、無意識でどんな制限をかけているかを知ることに繋がります

もっとシンプルにいうと、何に怖さを感じていて、何が許せないのかが分かります。特に、自分の中にある、

  • 「〇〇するべき、○○せねば」と決め付けた固定観念
  • 「きっとこうだろう」という思い込み
  • 考え方のパターン、癖

といった自分の思考を知らないと、自分や人を制限し、そこから出ることを恐怖から責めたり、苦しくなりやすくなります。

自分の思考や偏りを知ることで、自分にも人にも優しく余裕を持つことができます。

性質

  • やることが沢山あると頭が混乱する
  • 自分一人の時間がないと疲弊してしまう
  • 人や映画などに感情移入しやすい

などなど、人には様々な生まれ持った性質があります。

簡単に言うと、右利き左利きのようなものです。努力して慣れるものもあれば、難しいものもありますが、決して悪いものではありません。

自分の性質を知ることは自分の得手不得手などの初期設定、自分自身の扱い方を知ることに繋がります

自分の性質を知らないと、そこに馴染めない自分はダメな人間なんだと自己否定してしまったり、自分本来の力を発揮しにくくなってきます。

この社会は多数派の意見が採用されてできているので、自分の性質に合わないやり方や環境に居続けると「どうせ自分なんて」「皆と同じように普通にできない」と無価値感を感じやすくなります。

自分の性質に合うやり方や環境を選ぶこと、工夫することは決して甘えではありません。自分の性質を正しく知り、扱い方を知ることでぐんと生きやすくなると感じています。

自分を知るための3つの方法

自分を知るための3つの方法は

  1. 自分の反応を見る
  2. 整理する
  3. 人に聞いてみる

自分の反応を見る

私たちは何かの刺激に対して反応を示します。その中でもネガティブな反応が生じる時は本来の自分ではないもの、ズレ、に反応するんじゃないかと、私は考えています。

  • 違和感
  • モヤモヤ
  • しっくりこない
  • イライラ
  • 悲しい

こういった反応に対して、「何に反応しているのか」「本当はどうして欲しいのか?」と自分自身に聞いてあげることで本当の自分が見えてきます。

人とコミュニケーションをとる、本や映画を見るなど、日常の中で生じる反応に気づいて1つ1つ見てみましょう。

自分の内側の反応を身体を通して見るのにおすすめなフォーカシングについて分かりやすく書かれています。

整理する

未完了な感情や思考はノイズとなって自分の内側に残り続け、そのままでは上手く自分を見ること、感じることが難しくなります。

瞑想をしたり、紙に書き出したりして、そのノイズをクリアにしていくことがおすすめです。思考を客観的に確認したり、感情を感じ切るなどして思考や感情を整理していきます。

私が思考や感情の整理にとても役立った本です。

聞く

自分で見るだけでなく、周りの人に聞いてみたり、診断テストなどを活用するのもおすすめです。

  • 内向型外向型テスト
  • 星読みホロスコープ
  • マヤ暦診断
  • 数秘術
  • エニヤグラム
  • エレメント診断

などなど、色んな診断があります。

どれか1つだけ…ではなく、複数の診断を受けてみると不思議と共通する、浮かび上がってくるものがあります。診断を鵜呑みにするのではなく、自分の断片を知るツールとして活用してみて下さい

わたし達は〝確固たる自分〟というよりも、いくつもの側面を持った多面体のようなもの。沢山の側面を知って、総合的に自分を見ていくことがとても大切なのではないかと考えています。

終わりに、自分を知って、自分に優しく生きよう

というわけで、自分を知ることについて私なりの体験や考えをまとめました。

繰り返しになりますが、わたし達は自分自身のことをほとんど知りません。そして本来の自分を知らない状態ではなかなか自分自身に優しくすることができません。

自分を知っていくと、本当の望みを叶えたり、怖さの根源に寄り添って励ましたり、得意を伸ばし苦手なことは工夫することができるだけでなく、自分自身に優しくできる…優しくしたいと自然に思えるんじゃないかなぁっ…と、私は考えています。

私自身ずっと自分を責めたり否定して苦しみながら生きてきましたが、あらゆる自分を知っていくことで自分を受け入れられるように、自分に優しくできるようになってきました。

この記事を読んで下さった方が、自分を知ることを通して自分に優しくできたなら…とてもとても嬉しいです。

それでは、最後まで読んで下さりありがとうございました。

(おわり)

自分を知るためにやっていること。

自分と向き合うのに役立った本。


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