模様替えをして感じた、物を動かす大切さ

「けっきょく模様替えが1番の掃除になる。」
少し前に聞いたある方のそんな言葉がずっと心にあって、ふと模様替えをしてみました。

今までほとんど模様替えをしてこなかったのだけど、まるで新しい家に来たような、風の巡りがよくなったような…とても清々しくて、新鮮な気持ちになりました。

今年の2月頃から、何故かなかなか片付けが追いつかず、日に日に部屋が散らかって片付けても片付け切れない。どこから手をつけていいのか分からない…と、少し混乱状態になっていました。

窓を開けても拭き掃除をしても気が巡っていないような、何だか滞っているような…。そんな重苦しい気怠い感覚を、実は感じていたんだなぁと模様替えをしてみてはっきりと分かりました。

うろ覚えですが…確か、近藤麻理恵さんの本の中で『 長い間動かされていない物は眠っている状態になるので、まずは、物を起こしてあげる。』と、書かれていた気がします。(間違っていたらごめんなさい)

もしかしたら、部屋にあった物たちも〝当たり前にここにある物〟という私の無関心さから、まるで風景の一部のように同化し眠っていたのかもしれません。

家の中のほんの一部分ではあるけれど大きなテレビ台を動かし、テレビ台の中や配線に溜まった埃を全て掃除し水拭きをする。

子どもたちのおもちゃや机を整理して仕分けする。そしてクッションマットをきれいに拭いて、敷き直す。

たったそれでけで、こんなに気持ちが軽くなるのか…と、模様替えの威力を感じそれと同時に〝物〟への想い〝家や部屋〟への想いがまた、じんわりと湧き始めているのを感じています。

昔みたいに、沢山の物をごちゃっと可愛く飾ることは、どうしても疲れてしまうので今はできなくなったけれど、その分1つ1つの物を愛でたり、手をかけてあげたり、気にかけてあげることができるようになったと思う。

そして、そんな〝物との向き合い方〟がとても愛おしく、尊く感じるのです。暫く忘れていたこの感覚を思い出すことができてよかった。またここから始めていくことにします。

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cotogoto tumugu


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