りんごの葛煮 | 子供も喜ぶ発熱時におススメのお手当スイーツ 

昔から風邪のひき始めや、喉の痛みにも効果的とされているりんごの葛煮。

我が家でも、子供が体調不良の時によく作っています。そこで今回は何度もお世話になっている、りんごの葛煮について私なりにまとめてみました。

  • りんごと本葛の効果って?
  • りんごの葛煮の作り方は?
  • 葛粉はどう選べばいい?

そんな方の参考になったら嬉しいです。

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りんごの効果

「りんごが赤くなると医者が青くなる」という言葉はよく聞きますね。

風邪には定番なイメージですが、ちゃんと理にかなっていて

  • 水分補給
  • 整腸作用
  • 栄養補給
  • 免疫を高める
  • 疲労回復

などの効果があります。

りんごのほとんどは「水分」で、発熱時に気をつけないといけないことの1つは、脱水症状。

子供の場合は特に、こちらの思うように水分補給をしてくれません。りんごは食欲がない時でも食べやすく、喜んで口にしてくれるお子さんも多いかと思います。

風邪には本葛

りんご同様、葛湯や葛饅頭でお馴染みの本葛も風邪に効果的。

風邪をひいた時の症状を緩和する、漢方の葛根湯(かっこんとう)にも葛の根が使われています。

生薬として服用しないと症状の緩和効果は薄いですが、身体を温め血行を促進する効果は期待できます。

りんごの葛煮レシピ

材料

りんご : 2分の1個

天然塩 : ひとつまみ

本葛粉 : 大さじ1

※澱粉粉などが混ざっていない本葛粉を使用して下さいね。)

作り方

  1. すりおろしたりんごをお鍋に入れ、かぶるくらいのお水、天然塩をひとつまみ入れます。
  2. 蓋をして弱火で8分ほど煮る。
  3. 別容器に本葛粉を同量の水でしっかり溶かします。
  4. ③をお鍋に回し入れ、よくかき混ぜます。本葛が透明になったら、本葛の効果を十分に引き出す為にもう数分火を通して、出来上がり!

冷たく冷やしても美味しいですが身体を温めたいので、あたたかい内に食べるのがおすすめですよ◎またお好みで、すりおろした生姜を少し入れると身体を温める効果がアップします。

注意したい葛粉の選び方

熱を加えると、とろみが出て透明になると言えば片栗粉と似ていますが全くの別物。

本葛は体を温めますが、片栗粉は体を冷やす作用があるので代用はできません。

また、葛粉と本葛粉も違いがあり、本葛粉と書かれていない葛粉は、本葛粉にジャガイモ澱粉やサツマイモ澱粉を混ぜ合わせたものなのでご注意を。

葛の効果を求めたいので本葛粉と書かれたもの、パッケージ裏面を見て原材料に本葛or葛澱粉のみしか記載されていないことを確認するようにして下さい。

終わりに、辛い風邪を優しく乗り切ろう

風邪の時におすすめな、りんごの葛煮をご紹介しました。

身体に優しくて美味しいので、体調の悪い時だけでなく普段のオヤツとしてもおすすめです◎

幼い頃の、しんどい時の記憶って以外と残っているもの。私も子供の頃は体調を崩しがちだったので今でもその時の辛さや景色を覚えています。子供達の中に「しんどい時だけど、美味しい記憶」として残ってくれたらいいなぁとも思っています。

それでは最後までお読み下さり、ありがとうございました。

(おわり)

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