MENU

「友だちって最高だなぁ。」と、君が言う。

「いやぁ〜、友だちって最高だなぁ〜!」  

ある日、ゲームをしていた息子が、
おどけた口調でそう言った。

不登校になってから、市の不登校支援教室や不登校の子ども達の居場所など、いくつもの拠点に行くようになった息子。

学校に通っていた時も友だちはいたものの、もしかしたら息子が思い描いているような友人関係では、なかったのかもしれない。_と、時々そんな風に思うことがあった。だけど、

「学校に行かなくなった方が、友だち増えたんじゃない?」と、笑って言えるくらい、どうやら今は気の合う友だちに出会えているようだ。



先日も、不登校支援教室の面談の中で先生が、「中学生のお兄ちゃんお姉ちゃんにも、可愛がられていて、よく遊んでもらっています。」

「人間関係に不安がある子も、息子くんは大丈夫だと言っていて、安心して話せるみたいで、こちらもおお〜と嬉しく思っています。」

「(場面緘黙症があり、)外では声を出して話さない子ともゲームの話をするようで、よく話しかけに行って、筆談を交えながらお話ししています。」

「ちょっと皆んなが、気軽には話しかけづらいように感じる室長(おじさん)にも普通に話しかけていき、お爺ちゃんと孫のような空気感になっています。笑」

_と教えてくださり、なんて優しい世界なんだろう…と、とてもとても、ありがたいなぁと思った。



私は長く、「息子は人から好かれないのではないか…」と、心配していた時期があったけれど、息子の中にある望みと自分の中にある望みを知って以来、

ドドドドドっと、まさに音を立てて世界がひっくり返ったような…不思議な気分になった。

いつもどこか淋しげだった息子が、嬉しそうに「友だちって最高だなぁ〜!」と言っているなんて。笑



空気が読めないのでは?
自分の要求を押し付けてばかりいるのでは?
人の気持ちを考えられないのでは?
みんなから嫌がられていないだろうか。

そんな風に息子を疑っては心配していたけれど、

「息子くんの、人と関わりたい!遊びたい!ねぇねぇ遊ぼう!という純粋な気持ちは、人を選ばず誰に対しても同じで裏表がありません。

そんな息子くんに対して安心感を感じる子が、この教室には多くいるように思います。」

と、先生が表現し直してくれて、ここでもまた世界がガラガラとひっくり返るような…自分自身の息子への見方が壊されるような…そんな感覚になった。

これから彼が、気の合う友だちと出会っていって、楽しい時間をたくさんたくさん過ごしていけることを、私も楽しみにしておこうと思う。




#私はわたしとわたしする / 𝟤𝟢𝟤𝟨𝟢𝟧𝟢𝟪

ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。

iro and の活動を、これからも大切に続けていきたいと思っています。もし「応援したいな」と感じていただけたら、OFUSEからお気持ちを届けていただけると、とても嬉しいです。

☕️📖 OFUSEで応援する


ことごと紡ぐ、