先日、娘が3週間ぶりに学校へ行った。
と言っても、1時間ほど別教室へだ。
その日の朝、いつものように朝ごはんを食べながらお喋りしていた時に、何かの話の流れで息子が、「今日、通級教室きたらいいやん!」と言い出した。
通級指導教室とは、通常学級に在籍しながら、子どもの特性に合わせて必要なトレーニングを専門の先生と一対一で行う場所で、授業中に少し抜けて別教室で行われる。息子は2年生の1学期終わり頃から週に一回お世話になっていた。
息子はその通級教室がとても気に入っているようで、毎週とても楽しくトレーニングをしていただいている。その教室に娘を誘ってきたのだ。
「(トレーニング用の)ゲームもあるし、僕しかいないし、〇〇先生絶対怒らんで!あとトランポリンあるねんで!」と熱弁する息子。
娘の反応を見ていると、不安そうだけど興味を持っている。特に…トランポリンに強く惹かれている様子。笑
「ちょっと行ってみようかなぁ…」と娘が言い出したので、一旦先生にそれが可能か確認してから決めようかと提案した。電話をかけ事情を話すと、すぐに学校内で相談して下さり、「何かしらの良いきっかけになるかもしれませんので是非どうぞ。」と快諾して下さった。
しかも、何時〜何時の授業の間いつ来てもいいし、来れなくてもいい。その際連絡もしなくていい。と言って下さり、とても気が楽になった。本当にありがたかった。
娘にも、行っても行かなくてもどっちでも大丈夫だから、今すぐ決めなくていいよと伝えていつも通り体操したり掃除をしたり、遊んだりして過ごした。
いざ時間になった時、「やっぱり怖いなぁ。行くのやめようかなぁ。」と言い出したので、自転車で学校の前まで行ってから最終決めたらどうか?と提案してみた。
行っても行かなくてもどっちでもいいけれど、勇気が出ないだけで、本当は行ってみたいのだとしたら背中を押したいという気持ちが私にあった。
娘はおもむろに、最近自分が作った本を私のかばんにねじ込んだ。恐らく、これを先生に見せるために頑張って行ってみよう。という決意の表れなのではないかと思った。
「友達に会って、色々聞かれたらどうしよう…」と言うので、授業中だから友達は教室にいると思う。万が一もし会って、もし聞かれたら、こう答えよう。という答えを一緒に決めた。もしそれでもうまく話せなかったら、その時は私が変わりに答えるのでどうかと提案して、それでいこうということになった。
「帰りたくなったらすぐに帰っていい?」と聞かれたので、今日は一緒に教室の中に入るので、帰りたくなったら教えてくれたらすぐに帰れるよ。先生も、教室に入ってすぐに帰ってもいいって言ってくれているから大丈夫だよ。と伝えた。
そうして娘の「こうだったら…」という不安に一つ一つ「こうしよう。」を決めていった。(これが正しいのかももちろん分からない。)
学校の前まで行くと、「ちょっとだけ行こうかな。」と言ったので、手を繋いで学校に入った。怖いよ不安だよと言いながら娘はずっと私の手を握っていた。
ありがたいことに誰にも会わず、通級教室に到着し、教室に入ると息子が嬉しそうに出迎えてくれたので娘も一気に身体が緩んだ。
息子はこのイレギュラーな状況への嬉しさから謎のハイテンションで、(笑)トランポリンをしたりゲームを紹介したり、あれやこれやと娘に紹介して娘はとても楽しそうにしていた。息子の無邪気さ、ある種の呑気さに、心底救われた気持ちになった。
その後は先生とお話ししたり、ゲームをしたりして過ごし、授業が終わって息子が教室に戻った後も、娘は先生とゲームをしたり持ってきた本を見てもらったりして、とても楽しそうだった。帰ってからも娘はとても嬉しそうで、満足気に見えた。
背中を押すタイミングなのか、見守るタイミングなのか。この見極めが本当に難しいなと感じる。今回もこれでよかったのか、自分の声がけは強引じゃなかったのか、逆に甘やかしたり干渉しすぎたりしているのではないか?と考え出すと…もうサッパリ分からない。笑
けれど、娘はどうかは分からないけれど、私は行ってよかったなと思う。娘の楽しそうな姿を見れたり、息子の頼もしい姿を見れたり。
そして、私自身も通級指導の先生と話すことができてよかった。(担任の先生には会えなかったのだけれど。)娘の様子を家族以外の人にも見て もらいたかったし、何か心配な点があるなら教えてもらいたかった。
自分の考えや気持ちを学校側にも知っていて欲しかったし、おかしな点があれば教えてほしかった。そんな思いがあったし、いざ話してみるともうそれだけで視野や視界がパッと広がった感じがした。肩の力みが緩んだ気がした。
まだまだこうして手探りし続けて行くのだろうけど、手探りしていく中でもっともっと私の肩の力が抜けて行ったらいいなと思った。
#わが家のホームエデュケーション / 𝟤𝟢𝟤𝟦𝟣𝟢𝟢𝟧

ことごと紡ぐ、

