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無意識の選択から意識的選択へ|主流とオルタナティブを自覚する大切さ

人は一日の中で、ものすごい数の選択をしていて、そのほとんどが無意識で行われていると言います。

その無意識は「当たり前」や「普通」「テレビでやってた」「流行っている」などなど、様々な自分以外からの影響を受けていて、そうして選んだものは知らず知らずの内に大多数と同じものとなり、結果的にこの世界はどんどん偏ってきました。

けれど今、この世界はオルタナティブをどんどん作って偏りを戻そうとしているんじゃないか、そんな風に私は感じています。そこで今回は、この世界の主流とオルタナティブについて、そして無意識の選択から意識的選択へ移るポイントについて、私の考えを書いていきます。

この世界の主流とオルタナティブ

⁡この世界には様々な〝主流〟が存在しています。

  • ⁡⁡消費型社会
  • 効率や生産性重視
  • 西洋医学
  • 肉食主義
  • 情報源としてのテレビ
  • ピラミッド型の構図
  • 雇用社会
  • 科学的根拠

などなど、今ざっと浮かんだだけですが他にも沢山沢山あると思います。⁡

そして、それらの多くが今、どんどん崩れ始めているように私は感じています。⁡皆さんの中にも思い浮かぶものがあるのではないでしょうか?⁡

主流とオルタナティブとは何か?

主流とは、多くの人が当たり前にほぼ自動的に選んでいるもの。「風邪をひいたら病院に行って薬を飲む」などなど、本当は他にも選択肢があるのに、昔からそう、一般的にそう、という考えから結果的に「これしか選択肢がない」状態になっているもののことを、私はそう呼んでいます。

オルタナティブとは、「主流な方法に代わる新しいもの / 代案」という意味。世間的な当たり前に対し改めて疑問を持ち、考え、意識的に選んだ選択肢のことを私はこう呼んでいます。

そしてオルタナティブは、その人その人によって選ぶものが違ってきます。この〝それぞれによって違う〟ことが、世界に不自然な偏りを生むことなく、より良く循環していくポイントなのではないかな…と考えています。

川と水量で見る主流とオルタナティブ

私のイメージでは、主流は〝一番太く、水量が多く、勢いのある川〟みたいな感じです。そして、その水とは〝エネルギー〟⁡⁡であり、その水量を変えているのは主に〝人々の意識〟

なので、「主流以外の選択肢がある」と知って、⁡そこへ関心を向けたり、意識を向けたり、実際に選び直すことで水量が変化していき、行き過ぎた偏りも分散・緩和されていくのではないでしょうか。

主流が悪いわけではない

主流が悪いという話ではなく、本当は他にもある選択肢が見えない状態になっていたり、同調圧録や変わり者扱いされるなどで選べない状態になっていたり、偏った一部との差が大きく開きすぎて格差が生じたり…などなど偏っていることが多くの人に不健全な影響を与えているだけ。

当たり前にある選択肢だけでなく、本当は様々な選択肢があってどれを選ぶかは自由であることを知る(思い出す)ことが大切で、そうしていく内に他人が自分とは違う選択をしても安心して尊重できる、尊重し合える世界にもなっていくと思います。

自分の中でオルタナティブを育む

では、どうやって無意識の選択から、意識的選択に変えていけばいいでしょうか?私のおすすめは、

  1. この世界には〝主流〟が存在しているという認識を持つ
  2. 〝主流〟ってどれだろう?という視点で世界を見渡してみる
  3. その主流に対して改めて考え、選び直してみようとする

です。シンプルにいうと「当たり前を疑ってみる」ということかもしれませんが、当たり前を疑うには、そこに当たり前が存在していることに気づく必要があります。でも、それが案外難しいもの。なので、細分化してみることをおすすめしています。

主流に対して改めて考え選び直したものがやっぱり主流であることもあると思います。もちろんそれはそれで良く、こうして改めて考え直して、感じ直し、選び直すこと自体が大切なこと。

そして、自分の置かれた環境やタイミングによっても、この選択はきっと変わっていきます。時折、自分の選択を見直してみることも大切です。

0か100かではなく配分さえも自由

主流とオルタナティブという切り口からこの世界を見てみると、どんな景色が見えてきたでしょう。

「選ぶ」う言うと、どちらか一方だけしか選んじゃいけないように感じることもあるかもしれませんが、選択肢はいくつもあります。

「風邪をひいても絶対に病院も行かないし、薬も飲まない。」という選択だけでなく、土日に差し掛かる時は受診する。自分の感覚を頼りにそこは臨機応変に選ぶ。などなど、選ぶ配分さえも自由であり、そこも選択肢の一つです。

そして、この配分の違う一人一人の選択肢こそが、オルタナティブなのではないかと考えています。

自分にしっくりくる配分、選択が自分自身や世界を優しく包んでくれたらいいなぁと思います。今日も、明日も心穏やかな一日となりますように。

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