こんにちは。HSS型 HSPでありエンパスの綿子です。
ここ数年HSP、繊細さんという言葉をよく耳にするようになりましたね。私がHSPだと知った2014年に比べると沢山の書籍が書店に並ぶようになりました。
ネットやSNSではそんなHSP関連の本がたくさん紹介されているので、今回はHSS型HSPの私がおすすめする、HSPから少し視野を広げる本を5冊ご紹介します。(ちょっとややこしいですね!笑)
- HSPについてもう少し広い視野を持ちたい
- HSP関連の本はもうお腹いっぱい◎
- 具体的に参考になるような本が知りたい
そんな方の参考になれば、とても嬉しいです。
HSS型HSPな私がおすすめする本5選
1、禅、シンプル生活のすすめ
- 1つのことを何度も反芻して深く考える
- 興味があちこちに飛びやすい
- すぐに行動したいのにアレコレ考えて動けなくなる
こんな性質から私はよく頭の中が混乱状態になります。
すると、何から手をつけていいのか、今何をするべきなのかが分からなくなって動きたいのに動けないストレスを強く感じてしまいます。そんな時に取り入れてみて良かったのが、禅の考え方やマインドフルネス瞑想でした。
混乱した自分と距離を空けて俯瞰してみることで、ごちゃごちゃとした思考がクリアになり、以前よりも今に集中しやすくなったと感じています。
この本はそんな禅の考え方を日々の暮らしの中に気軽に取り入れるのに、とても参考になりました。
2、メモの魔力
- 思考がどんどん溜まって混乱しやすい
- グルグルと1つのことを考えて抜け出せない
そんな風に思考でいっぱいになる時は、思い切りその思考を書き出してみるのもおすすめです。
頭の中だけで考えるから混乱するので、ノートに書き出して可視化することで整理され、頭の中がスッキリします。
特にHSS型さんは刺激や追求が好きな方が多いので、この本で紹介されている自己分析ノートはおすすめです。
私は2020年5月頃からこのノートワークを日常的にやり始めましたが、生きづらさが軽減したナンバー1か2です。(ちなみにもう一つは感情の扱い方を学んだことです。)
3、自分をたいせつにする本
様々なものの本質に興味がいき、どんなものでも本質を見たいと望む方がHSS型HSPの人は多いのではないかと思うですが、自分の本質ってなんだろう?と改めて〝自分〟という存在を探究してみるのもとても面白いものです。
世間の在り方から外れやすく、自分を抑えたり、自己否定しやすいからこそ、抑えることも否定することもなくそのまんまの自分を見れたなら、どんな自分が見えてくるでしょうか?
この本は、そんな自分の本質を見る1つのキッカケになるような優しい本だと思います。
4、パラレルキャリア 新しい働き方を考えるヒント100
『働き方のヒント』とありますが、これからの生き方のヒントでもあるように感じる、個人的にHSS型HSPの方には是非おすすめしたいなぁと思う1冊です。
著者で、「6次元」というブックカフェのオーナー、ナカムラクニオさんはHSS型なのかしら?と思うほど共感できるポイントが多くあり、今まで当たり前だと教えられてきた働き方、考え方よりも自分に合っているなぁと感じています。
もしお時間に余裕があれば、ナカムラクニオさんのこのインタビュー記事も面白いので気になった方は読んでみてください。→メジャーよりマニアック。大人数より少人数。荻窪「6次元」に学ぶ、ステキな場のつくり方
5、マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして一生食っていく方法
こちらはよくHSS型の記事でも紹介されているのでご存知の方も多いかもしれませんね。
私はHSS型より先にこちらのマルチポテンシャライトという言葉を知ったのですが、とても救われた1冊です。
- 実績や、達成したものがない
- 同じ仕事を長く続けられない
- 興味の対象が変わってしまう
など…世間と自分とのズレに長年悩み自己否定を繰り返してきましたが、この本に出会ってそれも1つの性質だったのかもしれない。それならば、活用することが出来るかもしれない。と思えるようになりました。
おかげさまで、今は自分の性質をどう活かすかを模索しながらフリーランスとして働くことができています。
著者のエミリー・ワプニックさんのTEDでのスピーチもとても素晴らしかったです。→天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?
HSS型HSPという枠からどんどん抜け出していこう
というわけで、HSS型HSPの私がHSP関連ではない本を5冊ご紹介しました。
HSPやHSS型関連の書籍をずっと読んでいると、どうしてもそのイメージが枠になってしまいその枠に自分をはめ込もうとしてしまうことがあるかと思います。
HSPもHSS型も1つの性質であり、程度も、強く出る傾向も人それぞれなので、自分の扱い方を知る1つのツールだと思って、特徴や扱い方を学んだらどんどんその枠から出て行くといいなと個人的には思っています。
(HSPを知った時にそれをやって拗らせたのが…私です。笑)
というわけでここまでお読みくださり、ありがとうございました。
(おわり)