「面白そうなイベントがあるよ。」と夫が誘ってくれた関西蚤の市。ホームページをちらっと見ると面白そうだったので、行ってきました。
紙物、アンティークな品々、古着&古着女子たち…そこには、かつて長年ズブズブに住み着いていた世界があった。
「そうだ…私、こういうのが好きだったんだ。」ここ1、2年、不思議なくらいに何度も何度も思い出しては、不思議なくらいにすぐに忘れてしまう。
思い出すきっかけをくれるのはいつも夫、そして小さな書店たち。その世界に触れるとガクガクと芯から震えがくる。懐かしくて、切なくて、堪らない気持ちになる。様々な思い出がそこにはベッタリとこびりつきすぎて、飲まれそうになる。
好きで好きで堪らないのに、腫れ物のようにヒリヒリとする。やわやわな部分がこの世界にはあるなぁ。
あの頃のように、貪り食うように紙物を買い漁り、「これ何に使うん?」な物たちを収集し、一目惚れする一着を求めて渡り歩くことはできなくなった今、この世界とちょうどいい関係をまた築けたらいいなぁ…なんて思う。
冬のぴんっと張り詰めた冷たい空気がよく似合う、ヒリヒリとキラキラが同時存在するような。あの特別な世界に、健やかな状態で、また住み着いてみたい。そんなことはできるのかなぁ…と、40歳になった今、また、そう思う。
/ 𝟤𝟢𝟤𝟦𝟣𝟤𝟢𝟫

