身体が動くのに身を任せてみたい。

今朝のボディタイムで、とうとう…コンテンポラリーダンス(自称、笑)をやってみました。笑

サバーシャナ、ストレッチをした後に一曲だけ、とにかくその曲に集中して、身体が反応して動くのにただただ身を任せる。みたいな。そういうことをしてみた。

やってみて、めちゃめっちゃ良かった。ずっとやってみたかったことで、時々やってはいたけれど、今日はすごく身体とのシンクロ率が高かった気がして、これこれ!これがしたかったんだ!と、すごくすごく幸せな気分になりました。そして、ふと思い出したことがあった。

もう何年も前、鞍馬寺の五月満月祭(ウエサク祭)に一人で参加した時のこと。

終電もなくなった深夜、小雨が降り出した頃にお姉さんがふらっとやってきて、雨が降る一人裸足で踊り出した。踊るというか…舞うというのか?よく分からなかったけれど、その姿がとてもきれいで私は釘付けになってボーっと見ていた。

踊り終えた後にお堂の軒下にやってきたので、話しかけてみると、「踊るというか…身体が動くのに身を任せてるだけで、正式な名前のついたダンスじゃない。」と教えてくれた。

ふと思い立ってタクシーでわざわざ来たらしく、少し話した後、用が済んだから。と、また雨の降る中一人でふらりと下山していったのでした。

今思い出しても、かっこいい。

凛としてしなやかで、とてもとても美しかった。あの時から私はきっと、そのお姉さんに憧れていたんだろうなぁ。お姉さんのように、〝身体が動くのに身を任せる〟ということをやってみたかったんだなぁ…と、やっと何年か越しに気づくことができました。

今思うと、あのお姉さんは、その地や土や場の空気と交じり合うということをやっていたのかもしれない。

私も今ここにある空気と、今この瞬間の私の身体を交じり合わせて、自然と身体が動くのに身を任せる。ということを続けてみたいなと改めて思いました。

しかし…振り返ってみると五月満月祭は、いつも不思議なお姉さんと出会えて、お話しして貰っている。そうして出会ってきたお姉さん達の凛とした美しさ、気高さ、儚い空気感は私に大きな影響を与えてくれていたんだなぁ。

なんてことを、約10年越し?くらいにようやく、気づいたのでした。また久しぶりに五月満月祭にも参加したいです。

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cotogoto tumugu


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