我が家では毎晩お布団に入ってから、『今日の嬉しかったこと、楽しかったことタイム』を開きます。
これは息子が名付けてくれたものなのですが、文字通り今日一日の中であった嬉しかったことや楽しかったこと、良かったことを皆んなで言い合う時間です。
元々は息子が幼稚園の頃に不安を訴え夕方になると泣き出してしまうことが長く続いていた時期に、あれこれ試していた中の一つ。
毎日毎日、夕方から夜眠るまで泣く息子に私自身の心も追い詰められるようにしんどくなってきて、何か良い方法はないかな…と、毎日の中にある〝ある〟を見つけて私自身のメンタルを保つために始めたことでした。
「嬉しかったことや、楽しかったことを見つけるのが上手になると、嬉しいことや楽しいことが毎日どんどん増えていくからね。」そう言って、私と息子、おまけに娘も巻き込み三人でコツコツと〝日々の嬉しいことに気づける感性〟を育て始めたのでした。
これが思いのほか息子には効果があって、これを始めてから本当に不安を訴えることがグンっと減り、以前よりも心も安定して楽しそうに見えます。
息子もその効果を実感しているようで、小学生になってから一度、「お友達にやってることがバレたら恥ずかしいからやめる。」と、やめたものの、「やっぱりやってた方がいい。」と、また再開し今では毎晩自分から始めてくれています。
やる日もあれば、やらない日もある。やめている時期もある。そんな風にこれからも、ゆる〜くゆる〜く続けて、自分や子ども達の中にある〝日々の嬉しいことに気づける感性〟が育まれていったらいいなぁ…と思います。
いつかは一緒のお布団で眠らなくなるし、「そんなことやってらんねー!」と言い出す時期もくるだろうけど(笑)、
こうやって育まれた感性がいつまでもいつまでも〝日々の嬉しいこと〟をキャッチし続けてくれることを願って。
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cotogoto tumugu