数年前までは毎年、年が明けた頃に『今年やりたい100のリスト』を書き出していたのですが、ここ数年は大晦日に1年を振り返りながら100個の感謝を書き出しています。
今回の大晦日も夕方から黙々と今年の感謝を書き出していたのですが、40個を過ぎた辺りに、ふと、「何かができて嬉しかった。」とか「何かをしてもらって嬉しかった。」とか、そういった内容の感謝ばかりが出てきていることに気づき、なんとなく心地悪さを感じ始めました。
60個を過ぎた辺りに感謝が出にくくなってきたので、改めて『感謝ワーク』について調べてみることに。そこで見かけた、
〇〇に感謝します。
おかげで〜、なぜなら〜
という〝型〟を取り入れてみると、感謝の内容がガラリと変わり、いくらでも果てしなく出るんじゃないか?と、思うほど感謝が出やすくなりました。
例えば、
シュロ箒に感謝します。
おかげで時間を気にすることなく、
いつでも箒がけをすることができて、
掃除をするハードルが下がりました。
窓から見えるこの景色に感謝します。
なぜなら、この景色が目に入るたび
リフレッシュできて清々しく
穏やかな気持ちになれているからです。
など。本当は感じていたんだけど、うまく掬えずにいた感謝が、自分の中から出てくるようになりました。まるで手に持っている網の目が細かくなったような感覚。
さらに、「何かができたから」又は、「何かをしてくれたから」という謂わゆるdoingの感謝から、存在そのもの対するbeingの感謝へと感謝の種類も変わり、その存在が既に与えてくれていたものを受け取れるようになった。そんな感覚です。
さっそく毎晩寝る前にお布団の中で一緒に、『今日の良かったこと、嬉しかったことタイム 』をやっている子ども達にもこの〝型〟を伝えてみると、
それまでは、私が初めて伝えたものがそうだったので、「何々ができてうれしかった。」「今日のオヤツがおいしかった。」といったものだけだったのが、(特に〜食べておいしかった!うれしかった!が息子も娘もめちゃくちゃ多い。笑)
(息子)
枕に感謝します。
おかげで、フワフワで
気持ちよく眠れます〜。
(娘)
カーテンに感謝します。
なぜなら、カーテンがないと
眩しくって眠れないも〜ん。
と言い出して、おおー!やっぱりこの〝型〟すごい!しかも息子や娘はそんな風に、思ってたんだなぁ〜と微笑ましくなりました。
2023年最後の最後に、これは、ものすごいモノに出会ってしまったぞ。そんな気分。(笑)
これから日々の感謝を書き出すのが楽に、呼吸をするほど自然に、且つとても愉しくなりそうでとっても楽しみです。
/ 𝟤𝟢𝟤𝟦𝟢𝟣𝟣𝟣
cotogoto tumugu